Michael Moore(マイケル・ムーア)監督のドキュメンタリー映画のSickoを見る機会があったので見てきました。
今回のドキュメンタリー映画の題材は医療保険です。
マイケル・ムーア ツインパック 「華氏 911」×「ボーリング・フォー・コロバイン」 (初回限定生産)
アメリカの医療保険制度は日本とかヨーロッパの国々と比べてかなり悪いです。
アメリカでは国の医療保険じゃなくて民間の医療保険をみんな加入しているんです。
この映画はその医療保険の矛盾をするどく指摘しています。
私の体験でも医療保険の感想は
医者行くにも予約をとらないといけない。
とっても今日とかじゃなく1週間、へたをすれば2週間先まで見てもらうことができない。
自由に医者を選べない。指定された医者や病院でないとダメ。
病院では緊急でいっても何時間も待たされる!
血液検査で60ドルぐらいとられる。
日本人が考える保険って言うのは3割負担だけだと思うんです。
ここでは保険でカバーできる医療があったりなかったりと無茶苦茶です!
死に直面していて保険会社が手術は却下とか。
手術しても高い手術代が日本の平気年収よりも下回っているアメリカ人にはとても払うことができませんしね。
保険会社のCEOは何億という給料をもらっている。
結局は、民間に全てを託すということはお金儲けにはしるということですね。
日本人に生まれてホントによかったと映画をみたあとに実感しました。
全国民が加入できる国の医療保険制度がはやく実現するとよいなと思います。
ですが、アメリカの保険会社はロビーイスト を使って保守議員に献金して必死に阻止をするでしょう。
そして政府としては国民に知られたくない隠しておきたい事実でしょう・・・。
映画を見てSocial Medicareの必要性がアメリカ人に理解してもらえればよいなと思いました。
でも個人主義のアメリカ人には無理かなと思いますしね。
ホントにこの国は自由の国ではなくて住みにくい国です。
貧富の差は激しい、人種差別がある、全てのシステムがいいかげん。
アメリカではお金があれば何でもできますが、なければ何も出来ない国になっています。
金持ち優先主義ですね。
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